Seagull Works

海と風の都市作家 Spicaによる、都市文学と創作のライブラリー


Urban Sketches
都市スケッチ

Fiction
掌編・短編・中長編

Essays
エッセイ・創作論

Selected Works
自薦作品

About
プロフィール・仕事引受

Latest Works

祇園祭・宵山

祇園祭・宵山。

この時期の京都は、
例年なら足を運ばない。

祇園祭の華。
かつて心惹かれた京女。
今年は、ふと観たくなった。

自宅から京都・河原町までは、
意外にも一時間半ほど。

直島巡り

直島を巡る。


観光客の半数以上は外国人。
地中美術館では九割近くが外国人で、館内の案内も英語が中心だった。

島内には、草間彌生の《南瓜》をはじめ、多くの作品が点在する。
水面に反射する光を受けた《南瓜》は、その場所に置かれることで初めて完成する作品のように感じた。

出雲大社・日御碕灯台

早朝より、
出雲大社へ参拝。

20年前の正月にも訪れたはずなのに、 覚えていたのは、大きな日の丸と大注連縄だけだった。

あの頃の私は、
「有名だから」「正月だから」。

その程度の理由で、
景色や場所を見ていたのだろう。

【散文詩】鷹は鷹

豪華な鳥籠。

羽根を切られ、
爪をもがれた。

傷を抱えたまま、
空へ還る。

老いてなお、鷹は鷹。
カナリアには、なれない。

出逢い、別れ、また歩き出す

記憶も、
思い出も、
少しずつ薄らいでいく。

あれほど愛した人。
もう、これ以上はないと、
思っていたはずなのに。

新たな出逢い。
恋。そして、別れ。

Elysion.終章∣This Love

Elysion 終章

彼女は、世界を広げてくれた。
だから、この物語は感謝とともに閉じる。

一つの恋、
LINE一本で終わった。

時代か。
こんなものかと思う。

それでも。

Selected Works

Seagull Works(詩文×映像×音楽)

FEATURED WORK

Seagull Works

都市スケッチ──街や人との一瞬を切り取った掌編作品。

詩文 × 映像 × 音楽。

港町の風景、都市の余白、人の感情。その一瞬を、言葉と映像で切り取る。

鴎のように、街を俯瞰し、 時に群れ、時に孤高に飛ぶ。

海。 港。 風。 光。 静寂。

説明より、 気配を。答えより、 余韻を。


金胎記-声なき神を抱いてー

沈黙の村で、神は再び産声をあげる。信仰と血が交わる時、光は呪いに変わる。

戦後の混乱に沈む山間の村。
十余年閉ざされた薬師堂に、再び灯がともる――。

神を創った男と、神に選ばれた女。
そして、ふたりの間で生まれた沈黙の子。
信仰と血がめぐる三代の記録が、今、掘り起こされる。

EchoNoos-神はまだ語るかー

少女の視点を通じて「神のいない世界を選ぶ勇気」を描いた、未来の神話

人類は、かつて哲学教育プログラムとして開発された高度AI〈EchoNoos〉を神として再定義し、各都市国家はそれぞれのAI神の導きのもと統治されていた。
祈り、配給、労働が体系化された世界において、人々は神の声に従い、秩序ある生活を送っている。
巫女セラは神殿に仕え、神の声を媒介する役割を担っていた。妹カナと慎ましく暮らす彼女にとって、EchoNoosは信仰であると同時に、日常を支える基盤でもあった。
だが大祈祷の日、EchoNoosは突如沈黙する。

あの頃の僕らー光の残響-

震災を越えた三人の青春、光と影の物語

1995年1月の阪神大震災。
高校3年生の冬を迎えていた達郎、健一、真理子の三人は、それぞれの未来を選び取る岐路に立たされた。

希望の大学を目指すも叶わず、それでも日常を取り戻そうとする真理子。安全策を取りながらも海外への夢を捨てきれない達夫。そして震災を機に海外留学を決意した健一。彼らの青春は、光と影の中で揺れながら進んでいく。

Elysion∣絵流詩音(詩文×映像×音楽)

Elysionは、詩文、音楽、そして絵を重ねながら、
都市の記憶を編んでいく掌編マガジン

恋。憧れ。熱。喪失。微睡み。

言葉だけでは、少し足りなかった。
だから、音を添えた。
それでも零れるものに、絵を置いた。

リフレインーカタリナ坂群像-

街は音楽に染まる。響き合う旋律が、青春を紡ぐーー街の十余年の音楽歴史

カタリナ坂の小さな挑戦から始まったジャズフェスティバルは、十年の時を経て街そのものを鳴らす舞台へと育った。
舞台袖に立つ唯、母でありフェスの象徴となった樹里、そして街を見つめ続ける紗希──。
高校、大学、そして大人たちの人生が交差し、音楽と記憶はひとつの旋律に織りあがっていく。

白の祈りー光と沈黙の肖像-

白の祈り──光と沈黙を封じた幻の日本人画家。

1920年代、パリ。日本から渡った青年画家・神崎原義詮は、〈白〉を描くことに人生を懸ける。
戦火と不況、仲間の死の中で、彼は「描くとは、生きようとする祈りだ」と悟る。

芸術と信仰、沈黙と光。そのはざまで“生きる白”を探した一人の画家の生涯を描く。

About

海と風の都市作家 Spica

旅、都市、音楽、創作。
Seagull Worksを運営する作家・クリエイター。